日本の伝統、文化を知り、グローバル社会の中で日本人として立つ

7/4午後にゼミ活動の一環として貴嶺塾に参加しました。
私たちは日本人ではありますが、日本の歴史、文化、伝統をきちんと知っているかというとそうでもありません。学校教育や親から教わらなかったということもあるかもしれませんが、自分からそういう情報を取りに行ってなかったのも事実です。

今回参加した貴嶺塾では第119代天皇の光格天皇の五代孫にあたる、中山貴英様から「祝詞(のりと)」をテーマに日本文化をお話しいただきました。

まず資料の一部を抜粋して示します。

『日本には四季折々の自然と共に生まれ、育まれた「和の文化」自然を畏れ敬いそこに神を見出すことによって生まれた我が国特有の習わしやしきたり。それらを基とした華道、茶道、香道、書道、武道や和歌、能、狂言、歌舞音曲などの伝統文化には先人の英知が今も沢山残されています。』

日本の「和」という言葉であり、感覚を学ぶそれが貴嶺塾です。

その「和」について今回は「祝詞」です。

まずは中山様がみんなの前で祝詞を読まれました。
祝詞は誰が読んでもよく、かならずしも神社じゃないといけないということもありません。

かつては半年(1~6月で1年、7~12月で1年)となっており、7/4はまさに最初の半年の終わりであり夏越(なこし)の祓いという祝詞を読み上げていただきました。

祝詞の内容は、神様が治める日本は平和ですが天災や人間同士の我欲で様々な罪が生まれるでしょう。
その罪を消してしまう大祓という儀式をする準備をし、天津祝詞という天上から伝わった神聖な祝詞を唱えると、このような罪はまるで朝の風や夕の風が吹き飛ばすように、消えていくだろう。

こうして消えた罪や穢れは瀬織津姫などの神様が消し去ってくれるだろう。

となっています。簡単に言えば、天災や人々の我欲による罪を祓うのが祝詞ということです。
そして祝詞は神社で聞いたことある方ならお分かりかと思いますが、言葉を言霊にして、音を発するものです。日本では言葉には霊力が備わると考えられており、不吉なことを言えば不吉なことが、良いことを言えばよいことが起きる。そう信じられてきました。

祓いの祝詞も同じように日本古来から使われ、読まれ、その力は絶大と言われています。

お正月に、神社で毎年祝詞を聞いているのに、そのような意味や歴史、効果があるとは正直知りませんでした。

中山様からは祝詞に関連して、日本の神様には水の神様が多いことを教わりました。
理由は雨ごいです。農耕民族の日本人にとって雨は命そのものです。また穢れを祓う時は「水」に流す。それも水の神様にかけています。

7/7の七夕は織姫と彦星が年に一度会える、小さいころ教わりました。


しかし、本来は七夕とは雨を願う、雨ごいの日なんだそうです。

たなばたの「たな」は種、「ばた」は機織りのはたを意味しています。今でも天皇陛下は田植えをし、皇后は蚕を飼って機織りをするという伝統が残っているのはここからだそうです。

旧暦の七夕は8月ですが、確かにこの時期は夏なのに陰ることが多い日なのだそうです。気象の統計からもそのように言われているそうです。晴れが続く日に雨を願う、それが七夕です。

貴嶺塾では、ここで書ききれないほどの日本の文化、伝統を学ぶことができました。

今後も参加して、日本人だからこそ日本のことを深く勉強していきたいと思います。

次回は9/9です。興味がある方はお問合せください。